アコギを買って最初にすること ヤフオク編

諸事情により過去の記事が見れない状態ですので再アップいたしました。


「アコギを買って最初にすること ヤフオク編」その1~3までをまとめたものでございます。
若干の修正、カット、加筆してあります。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



こんにちは、こじです。


アコギを買って最初にすること(ヤフオク編)
スタートで~す!



アコギを買って最初にすること(ヤフオク編)



実はもうとっくに書き上げてたのですがそれがもう半端ない行数になってしまいまして、
十回くらいに分けないとちと読むの飽きるのではないかと思いました。


でも、「続きます」は長くても2,3回で完結させないとイヤでしょ?
ということで、各項目一つ一つ別の機会に詳しーくやります。



「アコギ話」はどこから話しても「アコギ話」でつながってるから大丈夫です。
きんたろー飴かよっ!(笑)



さて、
今回はクリーニングを中心にお話しさせていただきます。



それからここでお話しする「ヤフオク編」は


ヤフオクやその他保存状態のチョー汚いアコギを指します。



ギターがホントに好きで大切にしていた出品者や楽器系のストアなどのものは通常の中古品と変わらない場合がありますので「アコギを買って最初にすること」でご確認ください。



で、
先に不具合チェックです。
こちらも最初のころの「アコギを買って最初にすること」でご確認ください。



しかし、不具合があったからとしても返品が利かないケースも多いです。
ヤフオクはそれだけリスクがあるということですね。


売ってる本人が良くわからない人がいて「これこれこんな不具合がありましたよー」と訴えても「なんのこっちゃ?」ですから笑っちゃいますよ。




じゃ、何のためのチェック?




これからするクリーニングやパーツ外し、陰干し、エイジングまで含めると大変な作業です。




ですから、そこまでの手間をかけてもよいギターとそうでないギターを仕分けします。




そうでないギターとは、
たとえば1万円で落としたものがチェックしたら不具合発見しました。
それを直すのに3万円かかるとします。



その場合は手間をかけるだけ無駄で運が悪かったとあきらめた方がいいですね。



じゃあ、ジャンク出品していくらかでも回収するしかないのか?



そうでもないこともあるのです。





ちょっと横道に逸れますが、一つだけお話ししましょうか。



たとえば、ヤマハのアコギ


通常のメーカーは各パーツをよそから仕入れています。
ペグだったらグローバーやゴトー、ウェバリーなどの専門業者から取り寄せて自分とこのロゴを入れてもらったりしています。



で、ある程度は互換性があり同じスタイルの物は他メーカでも交換が利きます。



しかし、ヤマハは独自に生産しているのです。
しかも、いやらしいことに他社と互換性のない規格で作っています。



すべてがそうなのか、今現在はどうなのか詳しくはわかりませんが、ヤフオクに出回っているような古いものはそういうのが多いはずです。


また、それを探している人もいるということです。





もうわかりましたか?




ジャンクでたたき売りするよりも各パーツに小分けして売った方が良いケースもあるということです。


しかし、先ほどのヤマハペグのようにある程度は精通してないとどうやって売ればいいのかわからないということにもなりますけどね。



あっ、失敗した!
これで一話分作れたのに・・・・とか、セコイこと考えたりして(笑)






ほんじゃ、戻りますよ。


チェックしたところ、ボディ、ネックや各パーツは許容範囲で使えそうだとします。
簡単にできそうなところの調整などは別の機会にやります。


で、
弦や各パーツを外してクリーニングします。


エイジングや陰干しをする場合でも先にしっかりクリーニングをしてからの方が伝導効率が上がるし、風通しもよいと思います。



先にやっちゃいましょう!



メッチャ汚い場合のお話ですよ。



で、
最初はサウンドホール内の掃除です。


次の段階で水分を使用していきますので、その水気を吸って取りにくくなる前にやってしまうのです。


まずは、ガムテープなどでボール玉をいくつか作ってサウンドホール内に放り込み揺すって転がします。


表面をべとべとに作らないとだめですよ。
その粘着にごみがくっ付くわけですね。
それとあまり滑らかな球状よりもある程度凸凹していた方がどこかの隅にヒットしやすいかもです。



しかし、内部にはブレーシングという補強材が仕込まれているのでそれに引っ掛かってなかなか容易に出てこないかもしれません。



また、大抵のギターは立てかけてありますね。
ですから底面(お尻の部分)に溜まりやすいのでそこを重点的に行います。



この辺りはよくネットでもよく見かける情報ですね。






でも、それだけではないんです。
またかよっ(笑)




もっと簡単な方法があります。




叩いたり揺すったりして、


ちょっと待った!
それはさっきも聞いたけどさ、そんなことしてブレーシングが剥がれたりしないの?




いい~質問ですねぇ(笑)


その程度で剥がれるようならどのみち近いうちに剥がれます。
もう剥がれる一歩だったということですね。





では続けましょう。




ギターを逆立ちさせます。
えええええっ??


それで、叩いたり揺すったりして、




ごみをギターのネックの方に寄せて手の届く位置まで持って来てしまおうというわけです。




あとは掃除機で吸います。




簡単でしょ?




後は取りきれてないほこりなどはクイックルワイパーのお古で取ります。





で、終わったらふたをします。
何でもよいですが水が入りにくいようにするだけです。





次はボディ、ネック、ヘッドです。



が、
楽器専用のクリーナーでは落ちません。
それに大量に溶剤を使用しますので専用は高価なのでもったいないです。


最後の仕上げに回しましょう。




で、何使う?



今日はここまでにしましょう。






アコギを買って最初にすること(ヤフオク編2)



こんにちは、こじです。


いつもご覧いただきありがとうございます。




前回は、
サウンドホール内のごみ除去でしたね。


その前に、これから手間のかかる作業をするだけのコンディションであるかの見極めについてもお話ししました。




早速、続き行きましょう。



ボディ、ネック、ヘッドのクリーニングです。


この三か所でそれぞれ手順が異なる場合はその時にお伝えします。
それ以外は同じ方法で行うとお考え下さい。


柔らかい布などで乾拭きして弦の鉄粉や接着剤のカスや硬くて細かいごみなどを取り除きます。
払い落とす感じで隅々まで頑張りましょう。



特にブリッジ周りには鉄粉や細かいごみが溜まりやすいです。



先日紹介した糸ようじや歯ブラシで取ります。


ここをしっかりとやらないと、あとあと強く磨いたりする場面で残りかすで表面を傷つけてしまう恐れがあるので頑張ってください。



次に、
ご家庭にある食器用洗剤のごく薄めたものを使います。


スポンジ(柔らか面)でも雑巾でも構いません。
たっぷり浸して擦るというより洗うという感じでジャブジャブで構いません。



ただし、スピーディーに。
ボディの片面をやってはふき取る、もう片面やってはふき取る、ってな具合に。




ちょっと待ったぁ!
そんなに濡らして大丈夫なの?




大丈夫です。




ラッカー塗装だと染み込まない?



染み込みますが大丈夫です。





あ、指板だけはあまり濡らさないようにしましょう。


なんで?
手アカが付いてて一番きったねーじゃん?




フレットの接着に水溶性のものを使っている場合があるからです。
つまり、あまり濡らすと接着剤が溶けてフレットが浮いてきてしまう可能性があるのですよ。



普段弾いているときもそうですよ。


夏場は手汗かきますよね?
そのままにしておくと接着剤が緩んできます。


手汗の多い方は弾いてる途中でもマメに拭くようにしましょう。



自分はそれを知らずにフレットを浮かせてしまったことがあります。
リペアに確か2か所で3万円かかったような気がします。



比較的安いギターは普通の接着剤をべったりと塗ってますから心配いりませんが、
ご自分のギターの各部にどのようなものが用いられているのか把握しておくのもいいかもしれませんね。




次行きます。




で、覚悟できてますか?(笑)




何本かお持ちでしたら犠牲にしていい順から始めてもいいかもですね。


また、木目が出てしまっているような傷部もあるかもしれませんがそこは何かで覆うなり工夫してください。


自分は平気でガンガン行きます。




やるやらないはそれぞれの方の判断です。
それに文章で伝えるには限界がありますし、こちらの意図するところを逆に解釈して受け取る方もおられるかもしれません。



プロが推奨しない方法も多数出てきます。



で、
先の洗浄で表面上の汚れ取りだけでなくこびり付きを浮かせることができました。


タバコのヤニやこびり付きなど水に溶けやすい汚れを落とすのです。





で、何使う?




100均のアルコールスプレーを使います。
ただし、ラッカー塗装面の反応が心配なので携帯サイズ面積ずつやっていきます。




ひとサイズ汚れを落としては濡れた布で拭きその次に乾いた布で拭きとります。


スピーディにやりましょう。
それと一つの汚れに執着せずどんどん進めます。


ここで落ちないのは他の方法で落ちますから。


もう一つ
強く早くゴシゴシしすぎると摩擦で熱を持ちます。
塗装面によくないのでその辺も頭に入れておきましょう。




まだあります。
一か所拭き上げた布はけっこう汚れます。
その部分を次のところに使うと、ただ汚れを伸ばしてるだけになってしまいます。
まだ汚れていない部分を次々に使っていきます。



布で通してますが、
厚手のウェットティシュやキッチンペーパーでもよいかもしれません。
大量に消費しますので効率よく使っていきましょう。





すべて終わると塗装面のツヤがなくなっている場合があります。




ええええええええっ!!!!
やっぱやめとけばよかった~!(TдT)





あ~残念でした、それは失敗です。





そっ、そんなぁー!!!(TдT)(TдT)(TдT)





うそですよ(笑)




それと途中でやめないでください。




どういうこと?





塗装面の上に付着した汚れ層でいわばコーティングされていた状態でした。
それをある程度のところまで落としてしまっています。


人間で言うとお風呂上がりの状態ですね。
特に乾燥する時期には空気に触れる部分にすぐに何かしらのクリームなどを塗らないと荒れてきてしまいますよね?


一通り終わったらお手持ちのポリッシュで構いませんから塗っておきましょう。
そしてギタースタンドにでもかけてなるべく通気の良い場所で乾かします。



ですからここまでやってから終わりにしてくださいね。





で、
ホントにやる人いるのかなぁ?



こういう地道な作業好きですか?



ほんの一行でも使える箇所があったら使ってくださいね。







指板について


まずは固く絞った布でゴシゴシします。
ついでフレット磨きます。


ごく細かい紙やすりをプレートに当てて磨きます。

KC フレット磨きプレート PFB-500 (2枚組み)
KC フレット磨きプレート PFB-500 (2枚組み)
KC
Musical Instruments




仕上はこれ

dmi guitar labs フレット磨き専用クロス Fret Butter フレットバター 【国内正規輸入品】
dmi guitar labs フレット磨き専用クロス Fret Butter フレットバター 【国内正規輸入品】
dmi guitar labs
Musical Instruments


フレットも指板もピッカピカになります。



特にフレットも指板の間の汚れをティッシュなどでよく取りましょう。





アコギを買って最初にすること(ヤフオク編3)



こんにちは、こじです。


いつもご覧いただきありがとうございます。





「アコギを買って最初にすること」と題しまして何度か取り上げてきました。


すべてつなっがていますから一つ一つご覧になってください。




さて、
クリーニングの続きです。



前回は、サウンドホール内のごみ除去とボディ、ネック周りを薄めた洗剤とアルコールを使ったふき取りまで見ていきました。




その時に言い忘れてましたが、
アルコールを使っているとアカみたいのがポロポロ出てくることがあります。
その正体はわかりませんが大丈夫です。



そのあとで完全に光沢を失ったような状態になっていますが最後にしっかり研磨するので光沢は甦ります。



で、
そこまで終わったら二日以上は通気の良いところで塗装面を休ませます。


大量の水分とアルコールを使ってますからダメージを受けてるはずです。
塗装面が弱っているところをそのまま続けてはトラブルに成りかねませんので時間を置くということですね。



緩んだ接着剤を乾かすという意味もあります。



一つ一つ顕微鏡か何かで確認したわけではありませんがまぁそんな気がします。



で、
再開しましょう。



前回までの作業である程度の汚れは取れてると思いますが頑固なものは取りきれてません。




使うものはこれです。

プラモデル 工具 タミヤ (ITEM 87069) タミヤコンパウンド (細目)
プラモデル 工具 タミヤ (ITEM 87069) タミヤコンパウンド (細目)
タミヤ
おもちゃ



自分は相当数のギターを磨いてきてますから40本は使ってると思います。



メッチャ汚いギターに対しては一応2本用意しておいた方が良いかもしれません。
余っても一回で汚れを取りきれてないところに再度用いたり、キッチンやふろ場、金属、タイル、プラスチックなんでも使い道はあります。



それと大量の布がいります。(この後の解説で利便上「布」と表記します)
キッチンペーパーでもなんでもいいです。



一か所使った面は次のところでは裏返しにするとかで同じ面(汚れた面)を使用しないでください。
それと、力を入れてこすりますがなるべく摩擦熱が発生しないように気を付けます。





さあ、はじめましょう。


布に適量のコンパウンドを付けて、
この「適量」という言葉がどこでもよく使われますが、まぁやりながら判断してください。



ごく小さい面ずつやっていきます。




あ、その前に
ピックガードやバインディング、ブリッジ、ネック(指板)との境や打痕、擦り傷にコンパウンドを残してしまうと白く残っていまいます。



マスキングテープを貼るなり、気を付けて避けるなりの工夫が必要です。
その部分は跡の残りにくい別のもので、ある程度は落ちますから無理をしないようにしましょう。



で、
布にコンパウンドを付けてこすってみると布が汚れます。
その分だけ汚れが布に移ったということですね。



で、別の布でその面に残ったコンパウンドをふき取ります。
そこにも汚れが移ってますね。



ある程度汚れが付かなくなるまでこれを繰り返します。



で、次の面に移動します。
布を替えて同じ作業を繰り返していきます。




で、すべて終わったとします。



やってみるとその時点で光沢が出る場合とそうでない場合がありますが大丈夫です。


で、きれいに拭き取りながらやっていても全体的に粉っぽくなってます。




それを取りましょう。




ゆすいで固く絞った布で拭きとります。
全部拭き取ったらマスキングテープを剥がしてそこも拭きます。







で、次に使うのはこれです。

Freedom Custom Guitar Research SP-P-12/65 ポリッシュ (フリーダム)
Freedom Custom Guitar Research SP-P-12/65 ポリッシュ (フリーダム)
Freedom Custom Guitar Research
Musical Instruments




クロスにでも取って磨いていきます。
これは白っぽく残りませんからパーツの境もこれできれいにします。



で、終わったら乾拭きします。




次にポリッシュなどお持ちのもので仕上げます。




で、もう一度乾拭きで終了です。





お疲れさまでした!




ちゃんとできていれば光沢が蘇っているはずです。
新品の皿のような光沢とツルッツルで気を付けないと滑り落してしまいそうなくらい滑らかになります。




頑固な汚れを落としてピッカピカにしたい場合でしたが、
けっこうなリスクがあることを忘れないでください。




どこかの工程が抜けていて思うようにいかないかもしれません。




それとつや消し塗装には向きません。
わかりますよね。




普通のクリーナーでは落ちないので研磨してしまっているということも覚えておいて下さい。



自分はこの方法で失敗したことはありません。
ほとんどがラッカー塗装です。



あ、一度ありました。
それでも落ちないところがあって除光液を少し薄めてやってみました。
そしたらあれよあれよという間にラッカー塗装が溶けてドロドロになってしまいました。




それと、
手やその周辺に患いのある方は結構負担がかかりますから休み休みやってくださいね。



自分はそのあとペグの掃除やナット、サドル製作までやるのですが毎週のようにやっていて、元々弱かったこともありますが腱鞘炎になってしまいました。



パーツ等の取扱いについてはいずれの機会にやります。



それではこれで終了です。







×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。